HST画像の座標を決定 I: Aladinにより、画像上の星の座標を得る。 1, Aladin のHPに行く http://aladin.u-strasbg.fr/aladin.gml ここでは、Java applet版を使って星の位置を探す。 "Launch Aladin Java applet" 天体名を入れる [ex. NGC3079]J2000の隣の枠に、"NGC3079"と入力した。 2, 参照する星のカタログを選択 "Load..."
"Catalogs in VizieR" デフォルトのGSCカタログよりもUSNOカタログの方が 位置精度が良いので、カタログ「USNO2」を選択する。 "SUBMIT" "Close" すると、DSSのイメージの上に、カタログされた星の ポジションがマークされる。 3, 星の位置を調べる HSTのイメージ上の星と一致する星を選択。 黄色いマークの上にポインタを動かすと、下の方に座標が deg単位で出る。これをメモしておく。 4, imexamでHSTイメージ上での星の座標を求める IRAFのtask"imexam"でHST画像上の☆の位置を求める。 > imexam として、星の上にカーソルをあわせ、"a"を押す。また、サチッていないか どうかをチェックするため、プロファイルも見てみる: "r"。 5, HSTイメージ上の星の位置(x,y)と(α,δ)の対応表を作る IRAFのtask"ccmap"のインプット用に、以下のような座標の表を作る。 # cat f814w1.coords 3073.02 995.34 150.512623 55.661037 2498.95 3419.57 150.452378 55.657939 3095.35 3203.32 150.461231 55.651339 column 1: x [pix], column 2: y [pix],column 3: α[deg], column 4: δ[deg]の順。後で使うIRAFのコマンド"ccmap"で座標の単位を 指定できるので、α、δはhms、dms単位でも良い。 以上。